伊良部島の光 ⑤
W先生が教えてくれたブルータートルというおしゃれなカフェでランチして、ここから目の前の浜に降りてみた。
ここが渡口の浜(とぐちのはま)。
美しい!!
写真では伝わらないかもしれないが、きめ細かな白い砂に光が反射して、あたり一帯が白い世界だった。
遠くまで続く青い海と空。
白く輝くエネルギーの中で、Mちゃんと裸足で波打ち際を歩いた。
「ここは別世界だね。なんて美しいの!
ハワイに行かなくても、ここでいいよ。いや、ハワイよりいい!!」
そう言いながらしばらく歩いたら、Mちゃんが泣き出した。
浄化が始まったのだと思う。
私もつられて泣いて、白い世界の中で二人でハグして泣いていた。
あとで気付いたのだけど、ヌドクビアブの光を浴びて、それからこの浜の白く輝く光を浴びたことが、この順番で光を浴びたことが、かなり意味があったのだと思う。
Mちゃんは浄化と解放が始まったのだと思うし、私は、この浜で白龍との約束を果たせた。
地のエネルギーと天からのエネルギーを自分の身体のなかで融合させ、融合したエネルギーを天に放出させること。
そう、白龍に言われていた。
それがこの白く輝く浜で出来たことに、多分、大きな意味があるのだと感じる。
具体的な意味はまだよくわからないのだけれど、おそらく、これが次につながっていくのだと思う。
白龍さん、導いてくださってありがとう。
感謝します。
宮古島の旅は翌日の午後まで続くのだが、ここの浜で約束を果たせたことで、この旅のミッションは終了した。
翌日の午後3時のフライトだったのだが、機体の修理に手間取っていたらしく、3時間も遅れて出発した。
今、このブログを書きながら気付いたのだが、この3時間の遅れにも意味があったような気がする。
意味、というより、白龍の意図があったのかもしれない。
龍体のように見える雲と、水平線に沈む美しい夕陽を見せてくれたのだ。
おそらく、次のミッションは、陽の沈む方角にある。