伊良部島の光 ③
雲ひとつない快晴の空のなか、伊良部大橋を渡って伊良部島へ。
気持ちの良さは半端じゃない。
FBに投稿した写真を見た娘が、これは気持ちいいわ、巻き戻してもう一度橋を渡りたい気分だね、と言ってくれたほど。
不思議な洞穴、ヌドクビアブに向かう。
ここは、場所が分かりにくく、初めての人はガイドなしでは到底たどり着けないと言われている。
でも、私は行けると思っていた。
それには根拠があった。
リサクラス仲間のチャネラーMaちゃんが、私たちのこの旅のことをチャネリングしてくれたんだけど、シンクロが起きて導かれると言ってくれた。
その上、直観型のMちゃんが旅の前に引いたカードでも、奇跡が起きると出ていたらしい。
Mちゃんの直観に従えば、必ず行けると思っていた。
案の定、そうだった。
ナビで地図を確認しながら道を曲がったはずなのに、それらしい場所はない。
おあつらえ向きに、近くで農作業をしているおじいさんがいた。
当然聞く。
ところが、ヌドクビアブ? 何それ?的な顔をされ、説明してやっと、「あー、豪のことか!」そう言って、一人で先を歩いて向うが見渡せる場所に案内してくれた。
そして指差して、向うの電信棒が並んでる場所に2つ豪があると。
1つは前は入れたけど、今は入れなくなってるかもしれないと。
ま、とにかく、そこへ行ってみることにした。
豪はあった。
しかし、ヌドクビアブではなかった。
別の名前の看板が出ていた。
入れそうな入口もない。
もう1つの豪は、どこにあるのだろう?
そう言っていたら、またまたおあつらえ向きに、今度は向うから乗用車がやってきた。
サトウキビ畑しかないこの場所で、乗用車って、それは観光客でしょ。
きっと、ヌドクビアブに行って来たに違いない。
Mちゃんの行動が素早かった。
道の真ん中に立って車に手を振って、その車を止めた。
そうと思ったらすぐ行動に移せる人なんだねぇ。
案の定、その人たちはヌドクビアブの場所を丁寧に教えてくれた。
すぐそこだった。
看板も出ていた。
そして、いよいよその中に入る。
前日まで雨だったから、足元が滑りやすい。
木のツルをつかみながら、階段のある場所まで降りて行く。
予想より大きな洞穴だった。
天井の2か所から光が入っている。
天井に開いたその穴は、木々の葉っぱで覆われていて、射し込む太陽光が柔らかな光に変換されているように感じた。
その光を見てから目を閉じると、光の残像が目の裏に現れる。
それは龍のイメージだった。
その龍は白く光り輝き、次に青と緑の龍が現れ、今度はオレンジに輝く2体の龍が一つになり、鮮やかな色の龍達が頭上から現れて美しい姿を見せてくれた。
白龍は、私達にこの光を浴びて欲しかったのだと思う。
根拠はないが、そう感じた。
ここで撮った写真が、あとで見たら、すごいことになっていた。
続きの写真は④に。
伊良部島の光 ④ - マイソウルヒストリー My Soul History