斎王はチャネラー②
春からチャネリングを学んでいる。
チャネリングなんて自分とは無縁なものだと思っていたのだが、何故か、講座を受講する流れになってしまった。
この土日にクラスがあった。
過去世への誘導瞑想で、チャネリングに関係するという第一の部屋の扉の隙間から強い光が漏れているのを見たとき、「ああ、斎王ってチャネラーだよね」と、多分、マインドが、喋っていた。
瞑想していても私のマインドはお喋りである。
瞑想を始めて10年以上経つが、お喋りの量は減ってはいるものの、なくならないので、仕方ないから喋らせておいている。
部屋の中の鏡の前に立ったら、「そりゃ当然、規子さまが写るでしょ」と、またマインドが言う。
そうなんですよねー!
斎王はいわば巫女の頂点にいる人なんですから、チャネラーの長ですよねー
「ここまで私を導いておいて、別の人物が写るわけないでしょ」
後向きに座って祈りを捧げる斎王の姿が写っている。
先日から何度も見た姿である。
しかし、規子さまだという確信はない。
マインドが邪魔するのか、深く瞑想状態に入れない。
お隣のSさんのいびきも気になり出した。
もうだめ、不完全燃焼。
その後の第ニと第三の部屋では、ある程度はっきりしたビジョンが見えて、納得がいった。
クラスが終わって翌日の今朝、不完全燃焼の状態を抱えたまま、意識は第一の部屋に飛びたがっている。
朝の用事を済ませてから、録音した誘導を聴きながら自分で第一の部屋に行ってみた。
鏡に斎王が写っている。
規子さまはどんな性格なんだろうと思ったら涙が溢れて来た。
寂しさが伝わって来た。
ひとしきり泣いたあと、規子さまのお顔を見たいと思ったら、くるりと向きを変えて前を見てくれたけれど、能面を被っていた。
能を舞うようにこちらに歩いて来て、お面を外したら、、、なんと、、、
満面の笑顔〜〜〜‼️
寂しさなんて微塵も感じられない笑顔で、どこかユーモラスなお顔でございました…!
ハハハハー😄😄😄😄
あぁ、規子さまは人生を楽しんでいらしたのだ。
私の勝手な想像とはまったく違っていた。
多分、私の心の隅にまだ残っていた寂しさの感情を引き出して、それを解放してくれたのだと思う。
あまりの意外さに腹から笑ったことで、解放された。
マインドの狭い考えからは到底予想できない体験、ささやかではあるけれど、マインドを超える体験、、だったのかもしれない。
面白かった (^^)v