人生の最終章〜流れにゆだねて生きてみる
人生の最終章を迎えた。
有り難いことに自由の身になった。
気持ちのワクワクや、やって来る出来事に逆らわずに生きてみようと思う。
そう生きることが、魂のルーツを辿る旅になるような予感がしている。
3週間前、誘われたお茶会で初めてお会いした古事記にお詳しい女性に、
「あなた、倭姫宮(やまとひめのみや)に行ってみたらいいわよ」
と、なんの脈絡もなく、突然言われた。
そう言われたからには、お宮や神社は嫌いじゃないから、行ってみた。
倭姫宮は、伊勢神宮外宮の東2kmほどの場所にある別宮で、神宮美術館(来年3月まで休館)や神宮徴古館のある森の中にある。
倭姫は、約二千年前、天照大神をお祀りする場所を求めて大和の国(奈良県)から旅に出て、五十鈴川のほとりの現在の場所に皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建された姫だという。
その姫と私がどんな関わりがあるのかはわからないが、鬱蒼とした森の中に静かに佇むこのお宮も、好きな場所のひとつになるのかもしれない。
この場所に行ってみて特に何か感じたわけではない。
ただ、あの古事記に詳しい女性がこんなこともおっしゃっていたのを思い出した。
続きは、次回に。